香典返しの挨拶状では句読点を使わないのが一般的
香典返しの挨拶状では句読点を使わないのが一般的
香典返しの挨拶状では句読点を使用しないのが一般的と言われています。
この理由は諸説あると言われていますが、葬儀や葬儀が滞りなく終わるようにという意味で区切りを打たないという説が有力です。
句点の代わりに改行をしたり読点の代わりにスペースを使うようにしたりされてきました。
そのほかの説としては、もともと書状に句点や読点を用いる習慣がなかったことや、読む力のある人に対して読みやすいよう補助する役割のある句読点を使用するのは失礼にあたるとされていたことなどが挙げられます。
このようにして香典返しの挨拶状では長年にわたり句点や読点が使われてきておらず、いつのまにか一般的な風習になりました。
もちろん使用しても問題はありませんが、目上の人など様々な人に渡すことを想定すると使用を避ける方が無難かもしれません。
基本的なマナーを押さえたうえで、一番大切なことは心を込めて準備することです。
参列者に対して感謝の気持ちが伝わるような挨拶状を準備しましょう。
香典返しの金額ってどのくらい?目安金額とは
昔は亡くなった人を送る場合には本当に多くの人が参列して、別れを惜しむのが普通でした。
しかし近年は芸能人ですら近親者のみで葬儀を行って、香典は辞退する家庭が増えています。
香典返しを準備するのは想像以上に面倒ですし、相手方にも気を使わせるためです。
そうは言っても今でも香典を貰ったり、お返しすることは当然あるでしょう。
そのような場合には、どのような物をどのくらいの金額でお返しするのか知っておく事が大切です。
香典返しをする際にすると良いとされるのは、コーヒーやお茶などの食べたり飲んだりしたら無くなる消え物と呼ばれるような物です。
そしてそれらの金額の目安は、香典として頂いた金額の3分の1から半額程度のお返しをするのが目安です。
金額にしておよそ2000円から3000円程度が相場と思って良いでしょう。
もしも迷ってしまったら、葬儀屋さんに相談するのも良い方法です。